車椅子生活5

また、障害者スポーツセンターにも行くようになりました。
スポーツセンターには、車椅子の元気な仲間がたくさんいて、パワーをもらいました。
はじめは卓球からはじめたのですが、車椅子バドミントンをするようになりました。車椅子バドミントンは、競技用の車椅子に乗り換えてやります。競技用車椅子は、車輪がハの字になっていて、軽く動きます。また、左右に軽くまわります。そしてスピードが出て、ブレーキが、ありません。
車椅子バドミントンは、ルールが少しだけ違います。サーブのラインより前に入るとアウトで、反対側のポイントになります。だから、取らないといけない範囲は狭くなります。
でも、車椅子バドミントンは、ハードなスポーツで、12月でも、Tシャツ一枚で、汗をかきます。
スポセンの職員さんは、動く方向で、励まして下さるので、私は、プールで水中歩行をするようにもなりました。
障害者スポーツセンターのプールは、車椅子の人が、座りかえることができるように、プールのへりが腰くらいの高さになっています。そして、プールサイド用のメッシュの車椅子があります。
このように私は、車椅子での生活を広げていきましたが、階段や段差のあるところは、基本的にアウトということになります。でも、3、4人かがりで、車椅子を持ち上げて運んでいただいたこともあります。
駅で、エレベーターが、止まっている時に、4人の駅員さんが、車椅子を階段を運んで下さったこともあり、最寄りの教会に行きたいと電話したところ、3人くらいで、階段を2段、運んでいただきました。(教会は、毎週)